エンクロージャーの材料 MDF を塗装

 エンクロージャーの材料に使用したMDFは水分に弱いので、ニスにて塗装を行いました。皮風シートやパンチ・カーペットは使用せず、塗装だけでサブウーファーボックスを仕上げる予定でした。
 しかし、結果的には塗料の厚塗りで色がムラになってしまい、自分での塗装は失敗してしまいました。DIYでの塗装は練習が必要ですね。

MDFの下塗りに 油性ユカ用ニスを刷毛で

油性ユカ用ニスでMDFを2回塗り

 MDFは塗料をかなり吸い込んでしまうようなので、本塗装の前に下塗りをすることにしました。コスト面を考えて、下塗りには油性ユカ用ニスを使用しました。塗料の価格は少し高いので、使用量を考えて最適なサイズの塗料を購入する必要がありそうです。

 まず、エンクロージャー全体を、240番のサンドペーパーで研磨します。

 次にニスでの下塗りとなります。今回は、速乾性の床用ニスを使用しました。夏場の重ね塗り間隔は2時間程度で良いようなので、作業がはかどります。
 ウーファーボックスの全面を2回塗りしました。ウーファーボックス製作(組立)時に木工用ボンドをキチンと拭き取っていなかった場所は、見事にムラになってしまっていました。今回はこの上に色つきのニスを塗るので、このままとします。
 ニスだけで仕上げる場合は、MDF組み立て時の木工用ボンドなどは、しっかり拭き取りして下地研磨が必要ですね。

木工用着色ニスで本塗装

木工用着色ニスで塗装

 本塗装の前に、400番のサンドペーパーでMDF全体を研磨します。

 次に本塗装に入ります。今回、本塗装に使用した塗料は、アサヒペンの木工用着色ニスで、色はダークオークです。この塗料を2回塗りすることにしました。

 ハケで塗装する際に、色をしっかりつけようと厚塗りしてしまいました。その結果が左の写真です。見事に塗料が垂れてしまっており、失敗です。

 この塗料は下塗りに床用ニスを使わずに、この塗料だけで仕上げたほうが良かったかもしれません。また、ハケは使ったら綺麗に洗浄して管理しなければなりませんね。

MDFの湿気よけにのみ

 今回のMDFの塗装は、見事に失敗してしまいました。湿気よけの効果はありそうなので、この上に皮風シートやパンチ・カーペットを貼り付けしたいと思います。

 塗装は、MDFの端材などで試してみてから行ったほうが良いようです。


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