工賃なしデッドニングで最大の効果をレガシィへ
レガシィ純正のカーオーディオはデッドニングはしていませんが、プレミアムサウンドシステムからソニーのカーオーディオへ交換しています。しかし、スピーカーは純正のままです。もう少し、音が良くならないかなと考えていました。
そこで、以前から気になっていた、デッドニングを施工することにしました。防音と制振をうまく行うことで効果が上がるようです。車のドアへのデッドニングで期待する効果は、次の通りです。
- 低音が引き締まる
- ドアの振動が少なくなる
車のフロアや天井にも施工することで、室内が静かになったり、カーオーディオの音響に良い影響があるようですが、今回はフロントドアのみ実施することとしました。
エーモンのデッドニングキットを通販で
イエローハットやオートバックスなどでも作業を行っているようですが、作業料金が高いので、自分でDIYにて取り付け作業を行いました。材料は、エーモンのデッドニングキットを通販で入手しました。レガシィBL/BPに参考になると思います。
デッドニング方法は、事前にインターネットで調査しました。沢山の方が車のドアへのデッドニング作業を掲載されていますので、とても参考になります。エーモンのデッドニングキットはDIY向けで効果もいいですね。
材料 | 価格(税込) | セット内容 |
---|---|---|
デッドニングキット エ-モン 2190 |
6,048 円 |
・インナーパネル用制振シート(レジェトレックス) 3枚 ・アウターパネル用制振シート 2枚 ・吸音シート(ウレタンフォーム) 1枚 ・防音テープ(エプトシーラー) 4巻 ・デッドニング前処理剤 4枚 ・デッドニング用ヘラ 1本 ・配線チューブ(50p) 1本 ・取り扱い説明ビデオテープ 1本 ・デッドニングガイダンス 1冊 |
デッドニング施工
今回は、比較的簡単と思われる助手席側から開始しました。
まず、ドアレバーのところにあるカバーを外します。 赤丸で囲まれた部分にマイナストライバーを差し込み、こじるようにします。
プラスチック部にキズをつけないように気をつけたほうが良いですね。私は、少し削ってしまいました。
内張りを外す方法は、事前にしっかり調査するのが良いですね。
次にドアの取っ手を取り外します。
取っ手の上部へ内張りはがしを差し込み、下へ押すようにして、外します。かなり固くて取り外すのは大変ですね。
デッドニング以外にも、カーオーディオ取付などに内張りはがしは、便利です。必需品ですね。
ドアミラー裏のカバーを取り外します。
クリップで留めてあるだけですので、内張りはがしなどで外します。
そして、内張りを固定しているネジを外します。
赤丸で囲んである3箇所にネジがありますので、プラスドライバーで外します。
ネジをはずしたら、力を入れて内張りを外します。
結構力を入れなければ外れませんね。「バキッ」と音がします。心臓に悪い音です。
そして、トゥイーターとウーファーのスピーカーも取り外します。純正スピーカーはかなり安っぽく見えます。社外品に交換したいですね。
ドアのサービスホールが大きく穴を開けています。この部分を重点的に塞ぐ作業が必要となります。
防水ビニールをはがします。はがした後に粘着剤がのこる場合があります。この粘着剤は、ガムテープやパーツクリーナーなどで綺麗に取り除きます。
そして、アウターパネル・インナーパネルの油分・水分・汚れを取り除きます。
アウターパネルには、グリースがたっぷりついていますので、念入りに行いました。
アウターパネルに制振シート(レジェトレックス)と吸音シート(ウレタンフォーム)を貼り付けます。
制振シートを貼らなかった部分には、スプレーグリースを塗布しました。
ドア開閉金具を配線チューブで覆います。私は、ロッドを固定する位置を間違えてしまい、ドアレバーまでの長さが短くなってしまいました。内張りへ戻す作業がやりにくくなってしまいました。
そして、インナーパネルへエーモンの制振シート(レジェトレックス)を貼り付けます。
制振シートが足りなくなるのではと思い、ちまちま貼っていたら、つぎはぎだらけになってしまいました。
大きく貼っても大丈夫なので、次からは注意したいですね。
スピーカーを元の位置へ戻し、助手席側のデッドニング完成です。
写真は、車の運転席側の内張りを外した状態です。
助手席側と比べて、配線が多く、作業しにくいですね。
サービスホールへインナーパネル用制振シート(レジェトレックス)を貼る際には、穴よりかなり大きめにシートを切断することをおすすめします。小さく切ってしまうと、貼り付けた際に隙間ができることがあります。
そして、運転席側のデッドニングも完成です。助手席側よりは、幾分マシになっているのではないでしょうか。
エーモンのデッドニングキットは、一式そろっているので、DIY入門には最適ですね。
最終的に作業にかかった時間は4時間でした。結構かかりますね。デッドニング方法にもよりますが、作業料金も高いわけです。
デッドニングの感想
デッドニング後に聞いた最初の感想は、カーオーディオの「音量が大きくなっている」でした。他の方のインプレでは、防音材の効果で、音が小さくなったように感じるとのことでしたので、アレッと思いました。
しかし、やはり音が大きく感じます。
また、低音がサブウーファーを追加したように感じるほと、大きくなっています。低音もクリアになり、こもりが無いですね。
やはり、簡単な施工方法でもデッドニングは大満足でした。エーモンのキットは簡単にDIYが出来て良いですね。
純正スピーカーでもなかなか良い音が出せましたので、スピーカーはこのままで様子をみようと思います。カーオーディオは、いろいろ試聴してみたいですね。
追記:アルパイン セパレート・2ウェイ・スピーカー「DDL-R17S」へスピーカー交換し、内張り簡易デッドニングをDIYで行いました。
天井やフロアにも吸音や制振作業をしてみたいですが、予算がまだ確保できていません。また車重が重くなってしまうのも、躊躇してしまうところですね。
また、サブウーファーの取り付けを検討とカロッツェリアの ユニット サブウーファー TS-W2010 を使ったウーファーボックスの設計を始めました。DIYでの自作を目指します。
このページを参考にしたDIY作業については、全て自己責任でお願いします。当方では、如何なる場合でも、その結果についての責任を負いかねます。