バッテリー上がりを起こす前に

 レガシィを購入してから、4年、4万キロ走行を超えました。一般的には、バッテリーの交換時期は3〜5年と言われているようですので、メンテナンスそろそろ購入しようと交換時期や手順、方法について調べてみました。

 交換時期の見極めは、バッテリーの電圧測定や、バッテリー液の比重測定など、なかなか難しそうです。テスターで電圧は測定し、12.6Vであることは分かりました。ただ、その電圧が寿命判定にどのように使えば良いのか分からず、測定だけで終了してしまいました。

 みなさんの意見を聞いてみて、バッテリー上がりを起こす前に、早めのバッテリー交換が良さそうなので、通販で購入し、DIYで取り付けすることとしました。自分で作業です。

カーオーディオの音質向上に

自動車バッテリーはパナソニックのカオス

自動車のバッテリー

 バッテリーにもいろいろな種類や容量があり、迷ってしまいます。

 今回は、カーオーディオの音質向上を目指して、雑誌でも評判のバッテリー 「Panasonic(パナソニック)  caos(カオス)」を車へ取り付けすることにしました。ブルーバッテリーは、大容量で長寿命が売りの製品です。

 ヘッドユニットへのバッ直パワーアンプ 配線と取り付け自作サブウーファー取り付けを行っているので、効果にはかなり期待してしまいます。

 私のレガシィの純正バッテリーの形式は、65D23Lです。今回購入した、カーバッテリーの型番は、95D23L です。スバル レガシィ(BL/BP)共通だと思いますが、パナソニックのサイトで車種別適合表を確認することを オススメします。

バッテリーの寿命を簡単判定

バッテリーの寿命判定ユニット

 バッテリーの寿命判定ユニット"ライフ・ウィンク"も同時に購入しました。エンジン始動時の電圧を測定し、寿命を5段階表示でお知らせしてくれるようです。これでバッテリーの交換時期についての目安ができました。

判定機能(1)実負荷判定
 実際のエンジン始動時の電圧変動(セルモータ回転開始時と回転中の電圧)を2段階で測定する事で、これまでにはない高精度な判定ができるようになりました。

判定機能(2)メモリー機能
 新品時のエンジン始動電圧の幅を記憶し、それを基準として劣化を判定します。

判定機能(3)車種マッチング機能
 車種により、エンジン始動電圧時の電圧変動パターンは大きく異なります。よって一般的なバッテリーテスターによる診断では精度の高い判定は困難です。【ライフ・ウインク】は実負荷判定とメモリー機能により、車種にマッチングした、より高精度な判定が可能です。

バッテリー交換手順

 バッテリーの取り外し、取り付けは次の手順で自分で行えます。

 なお、自動車の車種により、バッテリー交換でエンジン制御情報がリセットされるため、アイドリングが不安定になる場合があります。スバル レガシィも該当するため、バッテリー交換後には、エンジンを始動後、30分程度そのまま放置しておきました。この作業を行わない場合、最悪、走行途中にエンジンがストップしてしまう場合があります。

取り外し方法

バッテリーの取り外し

1.ケーブル端子の取り外し
 車体にアースされているマイナス端子(−)側のケーブル端子のナットを緩めて、バッテリーから外します。
 次にプラス端子(+)側の端子カバーを外し、ケーブル端子のナットを緩めて外します。作業時はショートさせないように十分な注意が必要です。

2.固定金具の取り外し
 バッテリーを固定している固定金具を取り外します。すると、バッテリーを移動可能となりますので、エンジンルーム内から取り出します。


取り付け方法

バッテリーの取り付け

1.取り付け金具で固定
 バッテリーを車のエンジンルーム内にある、取り付け台に置きます。このときに、電極の向きに注意して設置します。
 位置が決まったら、取り付け金具を使って、固定します。ナットは締めすぎないように注意しながら締めていきます。あまり緩いと運転中に振動してバッテリーの寿命が短くなってしまう場合もありますので、加減に注意してください。

2.ケーブル端子の接続
 プラス端子(+)側の端子をバッテリーのプラス端子へ接続します。接続したら、端子カバーを取り付けます。
 次にマイナス端子(−)をバッテリーのマイナス端子へ接続します。ケーブルの接続の際には、極性が逆にならないように、また、ショートしないように十分注意してください。
 今回は、寿命判定ユニット"ライフ・ウィンク"も同時に取り付けしました。


バッテリー交換後の感想

パナソニック カーバッテリー バッテリー 製品コード: caos(カオス)
4.0 stars - "安定走行とカーオーディオの音質向上"

パナソニックのcaos(カオス) 95D23Lのバッテリー交換は、DIYで簡単に出来ました。

最初に、エンジンを始動してみると、以前よりセルモーターが力強く回転しているのがわかります。エンジンの始動性は向上しているようです。定期メンテナンスとしては成功でした。

次に、期待していたオーディオの音質向上ですが、私には分かりませんでした。もっとじっくり視聴して確認していきたいと思います。

パナソニック カオスの製品情報

■最高水準大容量
 caosは新開発の【高密度パワフルペースト2】を採用することで、更に大容量化が可能となり業界最高水準を実現しました。

■最高水準長寿命
 【MFシルバー合金】を採用することにより、caosにおいては従来一般品【カルシウム合金タイプ】に比べ、約1.7倍の寿命性能を実現しています。また、弊社寿命テストでは、業界最高水準の長寿命が実証されています。

■補水不要
 パナソニック独自の【3ステップ減液コントロールシステム】を採用することで、減液の原因である電気分解によるガスの発生と水蒸気の発生を3段階で効果的に抑制し、定期的な補水メンテナンスの手間を不要にしました。メンテナンスフリーです。

■少ない資源で長持ち&大容量
 ブルーバッテリーは、製品特性である長寿命化やリサイクル鉛の使用などで、環境に配慮した製品として省資源や有害物質、廃棄物の削減などで環境負荷に貢献するバッテリーです。

■ライフ・ウィンク
 パナソニックバッテリー専用の寿命判定ユニット"ライフ・ウィンク"(別売オプション)に対応しています。マイコン制御の24時間監視でバッテリーの劣化を検知し、高精度な判定が可能です。

■オーディオの音質が変わる
 caosの大容量化技術は、【電流応答性】や【電圧安定性】の向上を実現し、カーオーディオの音質を高める効果として、多くの専門家やカーオーディオ専門誌から高い評価を得ています。

 このページを参考にしたDIY作業については、全て自己責任でお願いします。当方では、如何なる場合でも、その結果についての責任を負いかねます。